中2の夏休みに突如として始まった毎晩の過呼吸は約1ヶ月に渡って続き、9月に夏休みが明けるとパッタリ止んだわけですが。

そんな夏休み明けの9月のある日、とてつもなく学校に行きたくない日があったんですよね。
どこかが痛いわけでも気持ちが悪いわけでもなかったんですが、引くほど行きたくなくて。
なんとなく、がんばって学校に行ったらいけないような気がして、「頭が痛い」と言って休みました。
なぜかわからないけどモーレツに学校に行きたくなかった日
本当、体調は別に悪くはなかったんですよね。寝起きが悪かったくらいで。今思えばこの寝起きの悪さこそ病気の症状な気がするんですが。
学校に行きたくなかった理由はわかりません。
学校でトラブルがあったわけでもないし、過呼吸ももう収まってるし。
でも、焦りなのか不安なのか自分でもよくわからないモヤモヤしたものが心臓のあたりにずっしり乗っている感覚だけはしっかりあったんですよね。
今考えれば、元々人の目を気にするタイプだったのが中2になって加速して、神経が過敏になって疲れていたのかなぁという気はしますが。
とにかくこの日は学校に行きたくなかったわけですが、母親に自分のこの状況を何と表現すればいいのかわからなくて、でもこの日は絶対に学校に行ってはいけないと思って、めちゃくちゃ具合悪そうに「頭が痛いから学校休みたい」と伝えたわけです。それはもう、今から熱が出ますよと言わんばかりの具合の悪さを装って。
母親には普通に仮病だと思われましたね。露骨に嫌な顔をされました。当時はそれにちょっと傷付いたけど、今思い返すと笑っちゃいます。そりゃそうだよなって。風邪も引いてないのに布団を背負って頭痛いなんて言うんだから。