インプラントの知識が皆無な歯科衛生士だよ。

今日はインプラントの上物の型採りってのがあったんですけど、私インプラントについてはほぼほぼ無知で。

学生時代も習ってないも同然だし、就職先ではチョロっとインプラント科で研修を受けたけど本当にチョロっとで、わからないこともわからないような状態で終わってしまって、マジでよくわかってないんですよ。ジンジバルガクって何、ってレベルです。

今日の学びは「歯科の粉もんが嫌い」ということ

で、今日その上物の型採りってやつの予約が入ってたんで、助手さんに準備とアシストの仕方について教えてもらおうと思って、声をかけてたんですね。わからないままじゃいけないと。助手さんがいるときに学ばなければと。真面目なんで。

だけどね、狙ってたのかなってぐらいのタイミングで院長から石膏注ぎを頼まれてしまって。3つ分。

ダメでした。何も学べなかった。ジンジバルガクから一向に増えない私のインプラント知識。ジンジバルガクも名前しか知らないけど。

……あ、いや、ありました。学べたこと。一つありました。

私は粉と水を混ぜる系の作業がてんでできないね、ということ。もはやインプラント関係ない。

石膏ゆるゆるなの。もう、盛っても盛っても流れ出てくるの。高さを出すために流れ出たのをすくい上げて盛って、また流れ出たのをすくい上げて盛ってっていうのをひたすら繰り返してました。滝汗かきながら。マジで意味のない作業。ありとあらゆるところからニオイのきつそうな汗が噴き出してました。

ゆるゆると言えば、型採りの材料もゆるゆるにしがちなんですよね。よく院長に怒られてます。水の調整がヘタクソすぎる。最後に加えた1滴の量がいつも多すぎる。正直全然1滴じゃない。

薄々気付いてはいたけど、今日をもって歯科の粉もんが嫌いだということを明確に自覚しました。

盛大に詰んでいると認識した方がいい

就職先で石膏を注ぐこともなかったんで、今の職場で鍛えなきゃいけないのはわかるんですけど。院長に「できるようになってほしい」と思われるのもわかるんですけど。

正直、「今かーーー」ってなりましたよね。恰好の学びの機会が……

受付さん、石膏注ぐの変わってくれないかな……?って思ったけど、院長が石膏注ぎを私に頼んだのは、石膏を注ぐ人がいないからではなくて、私に経験を積ませたいからなわけで。受付さんに回すなんてことはできないわけです。

完全に大切な学びの機会を失いました。

次インプラントの上物の型採りがあるときに助手のパイセンがいればいいんですけど、いるとも限らないんで、詰みます。いや、詰んでます。実際それほどのことはなくても相当詰んでると思った方がいいです。危機感と責任感を持ちましょう。

研鑽と平穏のバランス

早くいろいろできるようにならないと、わかるようにならないと、私を雇うのはただのコストにしかならない。

そもそも週1~2の半日しか出てないってのが、よくないのかもしれない。舐めくさってるのかもしれない。

でもね、私にはこれが精一杯なんです!!!

あんなストレスフルな仕事、毎日朝から晩までできないよ!!!

かつて週5でフルで働いてたことが信じられません。若かったから何とかなっただけだな。いや何ともなってなかったから辞めたんだよ。子供がもう1人追加された今はもう無理。考えられない。

なので週1~2・半日だけ、というペースは守りつつ、可及的速やかに仕事を覚えていきたい所存です。

必要なのは圧倒的な集中力ですね。PCのキーボードを叩くときみたいな過集中モードに入れたらイケると思います。まぁその、入るのが難しいんですけどね、歯科で。過集中をキメるとインカムの音も患者さんが玄関を入ったときのピンポーンの音も聞こえなくなってしまうので。それはそれで診療が回らなくなってしまうので。難しいところです。

どうか次も助手さんいてくれ……

長期ブランクありで復帰した歯科衛生士あるある

私のように長年のブランクありで週1~2で働き始めたお姉さま方がいるんですが、やっぱり知識のなさとかできなさとかでてんやわんやみたいで、慰め会を開こうという話が出ています。

資格があるから再就職とかパートとかをする難易度は何も持ってない人よりは低いと思うんですけど、代わりに復帰した後にデカすぎる壁が待ってますね。あるあるなんでしょうね。たぶん歯科衛生士に限らず、専門職は全部そう。

慰め会、行きたいけど今月カネないんだよなぁ……16万もするパソコンを買ってしまったがために……(キーボードめっちゃ叩きやすいし画面も文字も大きくて見やすいし、大好き!ダイナブック!)